京都市上下水道局が実施した面白い調査があります。

平成29年度に1万人を対象にして、市の水道水とミネラルウォーターを銘柄がわからないようしてに飲み比べてもらい、一番おいしかったものをたずねたところ、一番が市の水、二番目が日本のミネラルウォーター、三番目が外国のミネラルウォーターという結果だったそうです。水のおいしさは成分や硬度も影響しますが、水そのものに不純物がないことも大きな要因です。

水質検査で調べる項目が、市販のミネラルウォーターの場合は41項目であるのに対して、市の水道水は70項目について実施していることがこの結果につながったともいえます。京都の水道水の原水はその99%が琵琶湖疎水から取り入れられており、残り1%が地下水や川から取り入れられているということで、取り入れられた原水は蹴上、松ヶ崎、新山科の三カ所の浄水施設で浄水処理されて市内へ運ばれ、生活用水として利用されています。

南禅寺境内には、アーチ型の橋脚を持つ風格のある建造物、水路閣がありますが、この明治初期に造られた建造物は琵琶湖疏水の水を現役で運んでくる水道橋です。京都の水がおいしいのは周囲を山に囲まれた地形にあり周囲の山々に降り注いだ雨水が地下をくぐってミネラル分を含んでいるからで、その源である琵琶湖から南禅寺水路閣を伝って運ばれてくる水がおいしいのはいうまでもないことでしょう。公の機関による水質検査も万全で安心、その上美味しいです。

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